関東地方にも梅雨入りが発表され、ぐずついた天気の続く昨今ですが、久しぶりに先日購入した便箋と封筒をご紹介します。購入店舗は東京都八王子市、八王子駅ビルの8階にある有隣堂セレオ八王子店です。
エヌビー社「きらら(朝涼みA)」
エヌビー社から発売されているレターセットを2種類購入しました。まずは「きらら(朝涼みA)」。なるほど、涼やかなアサガオ柄です。伊予産の奉書紙をつかっているとのこと。
諸元はこちら。便箋の柄は2種類、それぞれ8枚ずつあって合計16枚となっています。封筒の柄は1種類。
それでは便箋を見てみましょう。2柄それぞれにアサガオがちりばめられています。便箋自体に薄青いグラデーションがかかっているのも涼し気な雰囲気。
封筒の柄は1種類。表面と裏面はこのようになっています。便箋には罫線が入っておらず縦横書き両対応な感じですが、封筒は横書き推奨なスタイルです。
我が家のベランダ庭園(?)、今年はアサガオの種をまかなかったのですが、昨年実った種がこっそり紛れ込んでいたのでしょうか、ほったらかしのプランターから2本だけ芽を出しました。今は本葉を出して一所懸命につるを伸ばしています。いずれこのレターセットみたいなきれいな花が咲くといいな。
エヌビー社「きらら(金魚A)」
続いて同じ「きらら」シリーズ。こちらは金魚をテーマにした絵柄です。
諸元はこちら。便箋は上の朝涼みAと同じく2柄16枚。封筒も柄は1種類です。
便箋はこんな絵柄。水草の描写も涼し気です。
封筒にも金魚が泳いでいます。こちらの封筒も横書き推奨な感じです。
お祭りの金魚すくいに夢中になっていたのはいつの頃だろうか?さすがにもう飼おうとは思わないけれど、久しぶりに金魚を見に行ってみたくなりました。
G.C.PRESS「夏花の便箋」
G.C.PRESSの「紙司撰」シリーズのひとつ。伊予和紙製です。便箋は2柄12枚入り。
諸元はこちら。夏の花が各種ちりばめられています。
便箋はこんな柄。あらかじめうっすら縦罫線が入っています。左側はヤマユリ、センニチコウ、アサガオの柄。右側の便箋にはムクゲとヒマワリの花が描かれています。
封筒の柄はこんな風。表面はアサガオ、裏面にはクレマチスとホタルブクロの姿が。こちらの封筒はガッツリ縦書き風情。
そういえば、種類はわかりませんがユリの花がいくつかベランダで咲いています。色とりどり、咲く時期も微妙にずれていて、長い間楽しむことができています。
フロンティア「藍・あじさい」
梅雨の季節といえば外せないのがアジサイ。フロンティア社のこの便箋、藍の色調に統一された墨絵チックな描写がなかなか素敵です。
諸元はこちら。便箋は2柄、18枚の構成です。
フロンティア社の便箋は横長のレイアウトに縦罫線の入る独特なビジュアル。藍に統一された色調のなか、紙面を舞う蝶にだけ微妙に黄色を挿してあるのがなかなか心にくい感じです。
封筒はこちら。横書き推奨なスタイルです。
駅へと向かう道すがら、色とりどりなアジサイが今を盛りと咲き誇っています。そんな視野にフィルターをかけて、ぐっと謙虚に(?)こんな便箋に思いのたけを解き放つのも素敵かもしれません。