モータースポーツ

【2018 F1】にせジム・クラークトロフィー2018!

投稿日:2018年11月24日 更新日:

 イヤ、上位6台があんまり盤石過ぎてつまらないものでつい。(^_^;;;

ジム・クラークトロフィーとは?

 その昔、F1の世界ではターボつきエンジンと自然給気エンジンのクルマが混走している時代がありました。そんな中1987年シーズン(中嶋悟選手がデビューを果たした年ですね)、いずれ禁止されるターボエンジンから早めに自然給気エンジンに鞍替えしたチームに対する救済策として、「ジム・クラークトロフィー」(ドライバーズ部門)と「コーリン・チャップマントロフィー」(コンストラクターズ部門)という賞が設けられました。これはもちろん自然給気エンジンの方が圧倒的に非力であることから設けられたものですが、今のF1も何となく似たような状況に思えます。すなわちメルセデス、フェラーリ、そしてレッドブル・タグホイヤーの3チームが上位を占めるレースが続いており、明らかにそれ以外の7チームとは別世界で競争しているようです。

 なので、そんなBクラスとも言われてしまう7チームに光をあてて、勝手にジム・クラークトロフィーを復活させて楽しもうというのが本稿の狙いです。コンストラクターズタイトルにあたるコーリン・チャップマントロフィーについては、いずれ改めて作ってみましょうか。

※2018.12.09追記。本稿は、いわゆるBクラスチームだってしのぎを削ってがんばっているんだ、という思いでしたためたものです。ここに登場したチームやドライバーたちを貶める意図は、当然のことながら全くありません。もし気を悪くされた方がいらっしゃいましたら心よりお詫び申し上げます。申し訳ありません。m(_"_)m

エントリーリスト

 さて、そんな栄えある(?)「にせジム・クラークトロフィー2018」、エントリーは以下の7チーム14台です。

コンストラクター パワーユニット  ドライバー
フォースインディア メルセデス 11 セルジオ・ペレス
31 エステバン・オコン
ウイリアムズ メルセデス 18 ランス・ストロール
35 セルゲイ・シロトキン
ルノー ルノー 27 ニコ・ヒュルケンベルグ
55 カルロス・サインツ
トロロッソ ホンダ 10 ピエール・ガスリー
28 ブレンドン・ハートレー
ハース フェラーリ 8 ロマン・グロージャン
20 ケビン・マグヌッセン
マクラーレン ルノー 14 フェルナンド・アロンソ
2 ストフェル・バンドーン
ザウバー フェラーリ 9 マーカス・エリクソン
16 シャルル・ルクレール

 ありゃ、そういえば今シーズンはどのチームにもドライバー交替はなかったのね。。。

レギュレーション

 これは通常のポイント体系と一緒です。ただし、上位3チーム6台の順位を除いたうえで上位から順に1位25ポイント、2位18ポイント、…10位1ポイントと付与していきます。さぁ、どうなるかやってみましょう!

にせジム・クラークトロフィー2018!

 今季の成績をぽちぽち入力して行ったら、こんな感じになりました。

順位ドライバー123456789101112131415161718192021
1ヒュルケンベルグ02
18
03
15
01
25
R
R
03
15
01
25
03
15
R
01
25
01
25
07
6
R
08
4
04
12
06
8
R
01
25
01
25
R
243
2ペレス05
10
13
06
8
01
25
04
12
06
8
08
4
R
04
12
05
10
03
15
09
2
01
25
02
18
10
1
04
12
01
25
03
15
R
04
12
214
3サインツ04
12
08
4
03
15
02
18
02
18
04
12
02
18
02
18
09
2
R
08
4
04
12
07
6
03
15
02
18
11
04
12
02
18
R
06
8
210
4オコン06
8
07
6
05
10
R
R
01
25
03
15
R
03
15
02
18
04
12
08
4
02
18
01
25
R
03
15
03
15
D
06
8
08
4
198
5マグヌッセンR
02
18
04
12
10
1
01
25
07
6
07
6
01
25
02
18
04
12
07
6
02
18
04
12
11
12
02
18
R
D
10
1
03
15
193
6アロンソ01
25
04
12
02
18
04
12
03
15
R
R
10
1
05
10
03
15
12
03
15
R
R
01
25
08
4
08
4
R
R
11
156
7ルクレール07
6
09
2
13
03
15
05
10
12
04
12
04
12
06
8
R
11
R
R
06
8
03
15
01
25
R
R
02
18
01
25
156
8ガスリーR
01
25
12
09
2
R
02
18
05
10
R
08
4
08
4
10
1
01
25
05
10
09
2
07
6
R
05
10
07
6
05
10
07
6
139
9グロージャンR
10
1
11
R
R09
2
06
8
05
10
01
25
R
02
18
05
10
03
15
D
09
2
05
10
02
18
R
11
02
18
137
10エリクソンR
06
8
10
1
08
4
08
4
05
10
09
2
07
6
07
6
R
05
10
10
1
06
8
10
1
05
10
07
6
06
8
05
10
04
12
R
107
11バンドーン03
15
05
10
07
6
06
8
R
08
4
10
1
06
8
12
06
8
09
2
R
11
07
6
06
8
10
1
09
2
06
8
03
15
09
2
104
12ハートレー09
2
14
14
07
6
07
6
13
R
08
4
R
R
06
8
06
8
10
1
R
11
R
07
6
04
12
09
2
05
10
65
13ストロール08
4
11
08
4
05
10
06
8
11
R
11
11
07
6
R
12
09
2
04
12
08
4
09
2
11
09
2
07
6
12
60
14シロトキンR
12
09
2
R
09
2
10
1
11
09
2
10
1
09
2
R
11
08
4
05
10
13
12
10
1
08
4
08
4
10
1
34

 見にくい表でごめんなさい。上段に(強豪3チーム6人を除いた)順位、下段に獲得ポイントを記しています。上段の「R」はリタイア、「D」は失格です。タイトル行の数字は各GPの第○戦の数字を表し、クリックするとそのGPごとの順位を並べ替えることができます。

 こうして作ってみるとなかなか興味深いですね。ぱっと見でわかるのは、ニコ・ヒュルケンベルグ選手の圧倒的な強さ。これまでの20戦中6戦で最上位を記録。2位のセルジオ・ペレス選手を29点引き離し、最終戦アブダビGPを待たずして今季のにせジム・クラークトロフィー戴冠決定です!(^_^) 表彰台未登壇記録更新中なんてありがたくない肩書きもついて回るヒュルケンベルグ選手ですが、来季はダニエル・リカルド選手をチームメイトに迎え、さらなる活躍を期待したいものです。

 そしてルノー、フォースインディア・メルセデスの4人が上位を占めるのはさもありなんという感じ。ハース・フェラーリのケビン・マグヌッセン選手が続くのもうなづけますが、やはりマクラーレン・ルノーのフェルナンド・アロンソ選手の奮闘ぶりが光ります。最上位を記録すること2回、正直戦闘力に劣るマシンを駆ってこの数字は、ワールドチャンピオンの称号が今なお色褪せていないことを示しています。来季からフォーミュラEに移るストフェル・バンドーン選手は、とかく実力不足を取りざたされていましたが、いやいやチームメイトが凄すぎたんだと、ぼくは今でも思っています。

 そして現在本来のランキングブービーに沈むトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー選手も、この集計ではウイリアムズ・メルセデスのランス・ストロール選手を上回っています。11位以下のところで地道に走っていたのが功を奏した形か。でもストロール選手とのポイント差はわずかに5点。明日のアブダビGPでは着実な走りが求められます。

まとめ

 何となく思いつきでこんな表を作ってみましたが、眺めてみると何となく本来のポイントランキングよりも面白いような気がぼくはしています。カルロス・サインツ選手が1度も最上位を記録することなくランキング3位につけていたり、1度も3番手記録を出したことのないマーカス・エリクソン選手が2度の3番手記録を出したバンドーン選手を上回っていたり。ぼくはこうした地道に好走する選手が好きです。エリクソン選手は来季はF1を離れてしまいますが、サインツ選手はマクラーレンに移籍してもこの確実な走りを見せてくれるのではないかと期待しています。

 さぁ、そして2018シーズン最後のアブダビGP、決勝がもうすぐ行われます。先ほど予選がありましたが、我らがトロロッソはハートレー選手が16番手、ガスリー選手が17番手と両者揃ってQ1落ち…。何とも先行き暗い展開ですが、泣いても笑っても今季最終戦、粘り強い走りを見せてほしいものです。そしてハートレー選手、何とか来季もトロロッソに残れたらいいな。がんばれトロロッソ・ホンダ!

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