11月25日(土)、F1第20戦アブダビGPの予選が行われました。
長かったF1シーズンも気がつけば最終盤。その掉尾を飾るのは中東アブダビのヤス・マリーナサーキット。午後5時スタートのトワイライトレースです。
そして今季最終戦ということは、マクラーレン・ホンダのマシンにとっても今回が最終戦。。。この3年間の成績は正直、不本意なものだったでしょう。でもせめて今回は有終の美を飾ってほしいものです。
そして迎えたフリー走行、マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソ選手、ストフェル・バンドーン選手ともに会心と言ってよい走りを見せます。金曜日のフリー走行1回目ではアロンソ選手が7番手、バンドーン選手は8番手タイムを記録。そして2回目はアロンソ選手10位、バンドーン選手12位となりました。
さらに土曜日のフリー走行3回目では再びアロンソ選手7位、バンドーン選手8位のタイムを記録。これはなかなか素晴らしい。せっかくだから、決勝レースもこの時間帯(お昼)にやってくれたらいいのに。(^_^;
ともあれ、そんなこんなで大いなる期待をもって迎えた予選。最近調子を落としているトロロッソ・ルノーは今回も苦戦。ザウバー・フェラーリとともに2台ともQ1で姿を消すことになります。コンストラクターズの順位争いでも「マクラーレン・ホンダに頑張ってもらって他のチームを蹴落としてほしい」なんて弱気なトロロッソ。来季ホンダと組むことになるだけに、この不調が後を引くことにならなければよいのですが。
一方、メルセデス×2、フェラーリ×2、レッドブル・タグホイヤー×2を除いた7位以下の争いは今回も熾烈を極めます。Q1では7位フォースインディア・メルセデスのセルジオ・ペレス選手、8位は今回が引退レースとなるウイリアムズ・メルセデスのフェリペ・マッサ選手。バンドーン選手はそれに続き9位につけます。そしてルノーの2台をはさんでアロンソ選手は12番手。まずは手堅くQ2進出を決めました。
Q2になっても混戦模様は変わらず。今度は7位ルノーのニコ・ヒュルケンベルグ選手、8位フォースインディアのペレス選手、9位もフォースインディアのエステバン・オコン選手。そして10位にはウイリアムズのマッサ選手が滑り込んで見事Q3進出を果たします。決勝レースでのマッサ選手のパフォーマンスに期待したいところです。
そして残念なことに、我らがマクラーレン・ホンダはQ2敗退となってしまいました。アロンソ選手が11位、バンドーン選手は13位。でもマッサ選手もラストレースなら、マクラーレン・ホンダにとってもラストレース。何としてもトップ10の座を獲得して、来年のさらなるステップアップへの足がかりとしてほしいものです。
一方、トップ6はメルセデスのバルテリ・ボッタス選手がポールポジションを獲得。以下今季のワールドチャンピオン、ルイス・ハミルトン選手、フェラーリのセバスチャン・ベッテル選手、レッドブルのダニエル・リカルド選手、フェラーリのキミ・ライコネン選手、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手と続きます。ぼくは何となく、ボッタス選手に優勝してほしいなぁ、なんて考えています。
ともあれ、泣いても笑っても今季最終戦。悔いの残らぬよう、がんばれマクラーレン・ホンダ!