7月15日の神戸港は、大変よく晴れていました。そして、とてもにぎわっていました。
ぼくがこの日ここにやって来たのは、阪九フェリーが実施する「せとうちデイクルーズ」に参加するためです。この企画は、以下の点が通常便と異なります。
・普段は泉大津~新門司を結んでいる最新鋭の船「ひびき」「いずみ」が神戸~新門司線に充当される。
・普段のダイヤは夕方出航となっているが、今回ばかりは13時30分出航。いつもは見られない瀬戸内海の眺めを堪能できる。
というわけで、これは乗らないわけにはいきません。ぼくはちょっとフンパツして個室の切符を購入!意気揚々と「ひびき」に乗り込みました。船内エントランスは3層吹き抜けになっており、乗船客を迎えてくれます。立派!
そう、「ひびき」は乗客向けのフロアが3層あります。クルマやトラックはその下のフロアに積み込まれています。
いよいよ出港!明石海峡大橋あたりまでの様子が以下のタイムラプス動画です。
明石海峡大橋をくぐりました!
以前この航路を利用したときは出港時点で既に夜でしたが、今回ばかりは見渡す限りの好展望!ご覧のように天気も良好で、素晴らしい船旅を味わうことができました。「ひびき」は順調に小豆島の脇を抜けて西進します。
ちょっと落ち着いたら、大浴場で汗を流します。中の様子…はさすがに撮影しませんでした。
夏の遅い黄昏が迫るころ、おなかがすいたらレストランで飲んだくれます。(^_^;;;
島影を愛でながら鉄板焼きにビール。もうこれ以上の贅沢がありましょうか。
そして18時頃、「ひびき」は瀬戸大橋をくぐります。
折りしも西の空には三日月が。
そしてすっかり日も暮れた頃、「ひびき」は来島海峡大橋をくぐります。
さて、大分西の方までやって来ましたが、実はここまで「ひびき」は通常便とほぼ同じ速さで航行しています。ありゃりゃ、このままじゃもう新門司港に着いてしまう…と思っていたら、もうゴール目前となる北九州空港沖で錨泊のうえ時間調整、というからくりでした。部屋の中のテレビでは船の現在位置がわかる画面も常時確認することができるので便利です。
そしてこの錨泊のおかげで、素晴らしい日の出を特等席で楽しむことができました!
午前7時頃、「ひびき」は無事新門司港に到着。下船口では阪九フェリーのキャラクター「ふねこ」が見送ってくれました。
名残惜しいですが、門司駅への連絡バスに乗るため通路を急ぎます。
無事連絡バスに乗れました。通常神戸便が発着するターミナルが向こう側に見えます。
そして乗ること20分くらいだったかな?バスは門司駅前に着きました。
空模様は今日も良好!さて、これからドコに行きましょうか。とりあえず門司港に向かおうかな。
…というわけで、すばらしい海の旅を堪能した「せとうちデイクルーズ」でした。