2月23日、レッドブル・ホンダが今シーズンを戦うマシン、RB16Bを公開しました。
今年限りでF1シーンからの撤退を発表しているホンダ。その掉尾を飾るべく世に出されたのがレッドブルのRB16Bです。ドライバーはマックス・フェルスタッペン選手が昨年に引きつづき、そして新たにセルジオ・ペレス選手を迎えて絶対王者・メルセデスと対峙します。セルジオ・ペレス選手といえば、何といっても昨季の第16戦サヒールGP、オープニングラップで最下位に沈みながら不屈の走りで見事自身初勝利を飾ったのが記憶に新しいわけですが、完走率の高さやタイヤ遣いの巧みさが際立つ試合巧者、という印象があります。ともすればドライバビリティの神経質さが指摘されがちなレッドブルのマシンですが、ペレス選手ならうまく手懐けてくれそうな気がします。来月半ばのバーレーンでのプレシーズンテスト、そして開幕戦・バーレーンGPが今から楽しみです。
ところで今シーズン、(アルファタウリもそうですが)レッドブルのマシンのリアウィングには誇らしげに「HONDA」の文字が記されています。うーん、カッコイイ!今シーズン、フェルスタッペン選手、ペレス選手、ガスリー選手、角田選手の4台で、後続のマシンたちにこのロゴをまざまざと見せつけるレースを展開してほしいものです。がんばれレッドブル・ホンダ、そしてアルファタウリ・ホンダ!