いささか旧聞に属するのですが、新常磐交通株式会社から先日、こんな発表がありました。
高速バス「いわき~福島」線の新常磐交通運行の便の運休について 2024/11/1~
新常磐交通は福島県いわき市に本社を置く会社で、いわき市を中心とした路線バス、東京・仙台・福島・会津若松方面の高速バスを運行しています。そのうち「いわき~福島線」は、福島交通との共同運行便で、平日7往復(うち新常磐交通3往復)、休祝日4往復(うち新常磐交通2往復)が設定されています。この路線で今年11月1日から来年3月25日までの予定で、新常磐交通が運行を休止するとのこと。これに伴いこの路線は、平日3往復、休祝日2往復ということになります。およそ半数減という形になりますね。。
運行休止の理由については、福島民友新聞のWebサイト「みんゆうNet」に若干詳しい説明がありました。運転手不足と、コロナ禍後の乗客減による赤字が主因とのこと。やはり運転手さんの不足はどこでも深刻な問題になっているようです。とりあえずの救いは、運休期間が来年3月25日までと具体的に区切られているところ(『当面の間…』とはなっていない)と、「運転士が確保でき次第再開したい」と会社側が考えているところでしょうか。
ところでこの路線、もうだいぶ昔(コロナ禍前…)のことになりますが、初冬の頃に福島からいわきまで乗ったことがあります。その時乗ったのがたまたま新常磐交通の担当する便だったのですが、動画を撮っていたので以下に載せておきます。ご用とお急ぎでない方はぜひどうぞ。
相変わらず日本中のバス会社にとって厳しい状況が続いていますが、何とか明るい光が差してきてほしいものです。