このところ退潮傾向の著しい高速バス界隈ですが、珍しく区間延長、増便のニュースに接しました。
かねて西日本鉄道により運行されている「おとずれ号」。福岡と山口県長門湯本温泉、そして道の駅センザキッチンとを結ぶこのバスは、朝に福岡→長門、夕方に長門→福岡と1日1往復が設定されています。長門湯本温泉で行われるイベントに合わせて特別仕様のバスを走らせたり、日本一の長距離夜行バス「はかた号」の車輛を期間限定で充当してみたりと、いろいろ積極的なアイディアを実行している路線です。
そんな「おとずれ号」ですが、2025年7月より防長交通が共同運行会社として参画。1日2往復体制に増便のうえ、運行区間を山口県萩市まで延長するという、近年まれに見る大盤振る舞い(?)に打って出ました。素晴らしい!西日本鉄道、防長交通両社による公式発表はコチラ。↓
高速バス『福岡~長門・萩線(萩・長門おとずれ号)』の試行運行を開始します!
ただし、上記の発表の表題にもあるとおり、これはあくまでも「試行運行」とのこと。2025年7月1日から1年間という期間を区切って様子をみるようです。今まで興味はありつつも乗車できずにいた「おとずれ号」、まとまったお休みが取れたら山陰地方の旅と絡めてぜひ乗ってみたいものです。
