バス 旅行

【バスに乗って出かけよう】京成バス・有楽町シャトル

2018年4月30日

 去る3月29日、京成バスの成田空港行きの路線で新しい2階建てバスが運行を始めました。先日、休日出勤の代休を得たぼくは早速それに乗ってきました。飛行機に乗る用事もないのに。(^_^;;

 2階建てバスは、主に夜行高速バス用として非常にポピュラーな存在でしたが、2010年に国内での製造を終了。それ以後は年を重ねるごとに徐々に数を減らしてきています。そんな中で京成バスが導入した2階建てバスは、エンジン&シャシーがスウェーデンのスカニア社製、ボディがベルギーのバンホール社製という舶来の「アストロメガ」という車種です。

 このバス、もともとは観光バス界の雄、はとバスが2016年に初めて導入したもの。国内の道を制限なしに走れるよう、メーカー選定から寸法や装備の国内法への対応など、約5年もの歳月をかけて導入にこぎつけました。それだけの手間暇をかけて導入されたバス、よその会社でも導入されたらいいのに…と思っていたら、京成バスがこのたび運行を開始するとのこと。観光バスもいいけれど、やっぱり普通に走っている路線バスがいいなぁ…ということで、この路線バスに乗ってた次第です。

※ちなみにこのアストロメガ、他にはヤサカ観光とジャムジャムエクスプレスが導入しているようです。ぼく個人的には、JRバスがこいつを買ってくれて、ドリームルリエに準じた内装で走らせてくれたら乗る!絶対乗る!(^_^;;

 閑話休題、今回乗ってきた京成バス「有楽町シャトル」について、いくつか写真を載せておこうと思います。ぼくが乗ったときは5~6人しか乗り合わせていなかったけれど(汗)、今後たくさんの人が乗ってくれたらいいな。

「有楽町シャトル」は丸ノ内鍛冶橋駐車場から出発します。東京駅八重洲南口からしばらく線路沿いに歩きます。写真で言うと最下部、「鍛冶橋」というシールが貼ってある部分です。

 

近くまで歩いて行くと、このようなささやかな看板がかかっています。臨時なんですね。

こちらが今回乗車する2階建てバスです。

このバスのキャッチフレーズは「Elegamce Double Decker」のようです。

乗り込むと、1階は車いすの方の乗車スペースおよび介助者用とおぼしき座席、そしてさすが空港路線、荷物用のスペースが用意されています。車いすの方が乗車する際にかかる時間は、通常のバスよりかなり短く済む由。低床なのでスロープで乗車できるそうです。

そして2階席は4列シートがずらり。かなり小ぶりなシートですが、座り心地は悪くなかったです。

2階席の最前列からの眺めはご覧のとおり。やっぱりこうでなくちゃ。(何が

このバスのボディを制作したのはベルギーのバンホール社。なるほど、座席上のパーツの造作も、配色がベルギーっぽいと言えなくもありません(?)。なかなかお洒落な造形です。

今回の撮影機材はこんな感じ。ソニーのコンパクトデジカメ、RX-100M5を吸盤マウントFAT GECKOに装着して撮りました。

ちょうどお昼どきだったので、東京駅構内の駅弁屋さんで昼食を調達して行きました。カツサンドです。

中身はこんな感じ。なるほど、キャッチフレーズに違わず美味しかったです。

所要時間1時間あまり。途中さしたる渋滞もなく、予定より早く成田空港に着きました。

最近は不必要に威圧感の強い、正直面相の悪いクルマが道路にあふれていますが、このバスは何とも優しい顔立ちです。もっとこんなクルマが増えればいいのに。

お客を降ろしたバスは、ゆっくり車庫に向かって行きました。快適な旅でした!

 さて、次はドコに行こうかな?

追記:後にジェイアールバス関東もこの車種を導入、東名間の高速路線バスとして運行を開始しました。そのバスに乗ったときの様子を以下のページに記しましたので、よろしかったらご覧ください!

【バスに乗って出かけよう】JRバス関東・新東名スーパーライナー1号

 2010年をもって製造を終了した日本製の二階建てバス。その後の経年劣化により徐々に活躍の場を減らしていましたが、近年スウェーデン・ベルギー連合軍による新しい風が吹き込んできました。それが「アストロメ ...

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