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【2016F1】第10戦イギリスGP -決勝-

2016年F1の第10戦、イギリスGPは最終日の日曜日、決勝が行われました。

うーん、今回はマクラーレン・ホンダにとって今ひとつな結果に終わってしまいました。スタート直前の豪雨でウェットコンディション、その後次第に路面が乾いて最終的にはドライ路面と、目まぐるしく環境が変わってもしや…と思いましたが、最終的にはジェンソン・バトン選手が12位、フェルナンド・アロンソ選手は13位に終わりました。
でもレース中、アロンソ選手が前を行くウイリアムズ・メルセデスのフェリペ・マッサ選手をコースを外れながら追い抜こうとしたガッツあふれるシーンには感動しました。

レースは雨のためセーフティカーが先導する形でスタート、その時点では全車ウエットタイヤを履いていたのですが、セーフティカーが退出する前後でインターミディエイトタイヤに交換するチームが続出。そして徐々に路面が乾いて行くと今度はドライタイヤと、早め早めにタイヤを交換するシーンが目立ちました。

そんな中、横綱相撲を見せたのがメルセデスのルイス・ハミルトン選手。母国GPのプレッシャーもかかる中、ポールポジションから飛び出して終始後続との間隔に余裕を持たせる展開。見事ポール・トゥ・ウィンでイギリスGP3連覇を果たしました。

一方、不運だったのは同じメルセデスのニコ・ロズベルグ選手。途中レッドブルレーシング・タグホイヤーのマックス・フェルスタッペン選手とバトルを繰り広げ、ギアにトラブルが発生する中で2番目にチェッカーを受けたのですが、その際のピットとのやり取りがドライバーをアシストする内容の交信を禁じているルールに違反しているとして、10秒のタイム加算ペナルティが課されました。その結果、ロズベルグ選手の約2秒後にゴールしたフェルスタッペン選手が2位に繰り上がり、ロズベルグ選手は3位に。その結果、ドライバーズランキングでは1位のロズベルグ選手から1ポイント差にハミルトン選手がつけるという、何とも緊迫した展開に。今後のレースも目が離せません。

そしてレッドブルレーシングのフェルスタッペン選手が3番目のゴールから繰り上がって2位に。弱冠18歳ながら、並み居る凄腕ドライバーたちを向こうに回して一歩も引かない見事なドライビング。間違いなく将来のF1界を背負って立つ存在になることでしょう。

フェラーリ勢はどうも精彩を欠く印象でした。場面場面でレッドブルレーシング勢に先行を許し、終わってみればキミ・ライコネン選手が5位、セバスチャン・ベッテル選手は9位に終わりました。ベッテル選手に頻発するギアボックストラブルも心配です。これからの巻き返しを期待したいものです。

中位のチームでは、今回はフォースインディア・メルセデスが好調、トロロッソ・フェラーリがまぁまぁ、ウイリアムズとマクラーレンがうーん・・・という結果でした。ウイリアムズはマッサ選手が11位、バルテリ・ボッタス選手が14位フィニッシュでしたから、マクラーレンもそんなに悲観することはないのかもしれません。

さて、次戦は一週とばして7月22日(金)~24日(日)のハンガリーGP。イギリスとは一転して低速テクニカルコースです。
ハンガリーといえば1990年、ウイリアムズのティエリー・ブーツェン選手が決してずば抜けた速さはなかったものの見事にポール・トゥ・ウィンを飾ったレースが印象に残っています。いやいや、それより何より、2006年、バトン選手が14番グリッドからスタートして初優勝を飾った場所です!マシンはホンダ…。当時のホンダチームにとってもこのレースが初勝利となったのでした。これは縁起がよろしい。(^_^)

というわけで、やっぱり次戦も期待してしまうのでした。がんばれマクラーレン・ホンダ!

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