7月10日（日）、FC町田ゼルビアはホームの町田市立陸上競技場でモンテディオ山形と対戦しました。
結果は2-1で勝利！順位は前節と変わらず22チーム中7位ですが、リーグ後半戦白星スタートとなりました。
今シーズン悲願のJ2リーグ復帰を果たしたゼルビア。序盤戦は破竹の快進撃を見せ、5連勝を含む11試合負けなしの成績を残して一時期はリーグ首位に立つなど、レノファ山口FCとともに昇格チーム旋風を巻き起こしました。しかし試合を重ねるにつれて戦い方を研究されてきたのか、最近5試合は2分3敗と、明らかに失速した感がありました。
そしてこれから後半戦。一度対戦した相手と再度まみえる形になります。ここでこのままズルズルと順位を下げていくのか、それとも上位に踏みとどまれるのか。大事な試合が続きます。
今回の相手はモンテディオ山形。言うまでもなく昨季はJ1を戦っていたチームです。前半戦は第7節にアウェイで対戦して1-0で勝利を収めていますが、この頃山形は絶不調に喘いでいました。しかし直近5試合では3勝1敗1分と徐々に実力を発揮してきた怖い相手をホームに迎え、ゼルビアの後半戦はスタートしました。
試合はいきなり前半から動きます。わずか前半7～8分のところで、DF金 聖基選手が空中戦から着地の際に足首を捻ってしまい負傷退場。急きょ畠中槙之輔選手が交代で入りました。金選手の怪我の具合が心配です。
しかし前節でゴールを決めたMF中村祐也選手が今回も決めてくれました。今季初めて先発メンバーに名を連ねた中村選手が、DF松本怜大選手からのボールを頭で合わせてゴール！久しぶりに先制点を挙げました。
さらに25分、カウンターから攻め上がるとFW中島裕希選手のクロスにMF森村昂太選手が合わせてゴール！森村選手は今季初ゴールです。
後半に入ってもゼルビアの攻勢は続きます。開始早々、MF谷澤達也選手のヘッドがさく裂…！と思いきや、クロスバーを直撃してしまいました。惜しい！
しかし後半20分、DF松本選手が山形のDF山田拓巳選手を倒してしまい、2枚目のイエローカードで退場となってしまいます。ここからゼルビア、耐える時間帯が続きます。
そしてアディショナルタイムも尽きたラストプレー、山形のDF山田選手についにゴールを決められてしまい、スコアは2-1に。それでもそのまま終了の笛が鳴り、ゼルビアは何とか後半戦の初戦を白星で飾ることができました。終了後ピッチに座り込む選手の多さが、消耗の激しさを物語っていました。
次節はホームにジェフユナイテッド千葉を迎えます。金選手の怪我や累積警告でMF李漢宰選手が次節出場できないなど、決してコンディションは万全ではないと思いますが、何とか体調を維持しながら乗り切ってほしいものです。
がんばれFC町田ゼルビア！
