10月30日(日)、FC町田ゼルビアはカマタマーレ讃岐とホームの町田市立陸上競技場で対戦しました。
結果は0-1で敗北。通算成績15勝10分13敗で勝ち点は55のまま、順位も前節と変わらず22チーム中7位となりました。
ロアッソ熊本、FC岐阜を立て続けに破り、久しぶりに2連勝を飾ったゼルビア。そして今節は過去JFL時代から1度も負けていない讃岐との一戦です。讃岐は現在J2リーグ残留争いのさなかにあり、目の前の勝ち点を何としてももぎ取りたい立場。とはいえどこかに、それほどの難敵ではないという意識があったのかもしれません。
そんな意識は、試合開始10分足らずで雲散霧消することになります。元ゼルビア戦士、讃岐の木島徹也選手が見事にゴール!早々に先制を許してしまいます。むぅ、敵ながらあっぱれ。。。
でも前節は0-1から見事に逆転勝ちを収めたゼルビア、積極的に讃岐ゴールに迫りますが、なかなかとどめを刺すことができません。シュート数では上回りながら1点ビハインドのまま前半を終了しました。なんとなくボタンをかけ違えたような感じです。
その感じは後半に入ってさらに強くなってきてしまいました。後半開始早々にFW仲川輝人選手がペナルティエリア内で倒されてPK獲得!しかし仲川選手自ら蹴ったボールは、ゴールポストを叩いて脇へとそれてしまいます。絶好の同点機を逸してしまいました。
さらに後半12分、讃岐のFW仲間隼斗選手が2枚目のイエローカードを提示されて退場、讃岐は残りの30分以上を10人で戦うことになりました。
これはゼルビアが数的優位に立ったと同時に、讃岐が虎の子の1点を守り切るために徹底して守備を固める大きなきっかけともなりました。ゼルビアは次々に讃岐ゴールを襲いますが、讃岐のGK清水健太選手をはじめとする各選手の気迫と好守がどうしても得点を許してくれません。じりじりとした時間が過ぎるなか、無情にも試合終了。ホームで痛い敗戦を喫することとなりました。(T_T)
さて、でも下を向いてはいられません。もう明日は次の戦い、J1への昇格争いを演じているファジアーノ岡山をホームに迎えます。言うまでもなく強豪、しかも過去ゼルビアは岡山に勝ったことがありません。負傷者や出場停止を勘案すると、相当に厳しい戦いとなるでしょう。
それでも今のゼルビアの順位を振り返れば7位。J1昇格の要件を満たしていないゼルビアはたとえどんな成績を残そうとプレーオフには出られませんが、逆にその昇格争いに一石を投じることができれば、今後ゼルビアの進む道にももしかしたら明かりがさしてくるかもしれません。泣いても笑っても残り4試合、がんばれFC町田ゼルビア!