5月27日(土)、FC町田ゼルビアはレノファ山口FCとアウェイの下関市営下関陸上競技場で対戦しました。結果は0-1で見事勝利!通算成績5勝6分5敗の勝ち点21、順位は前節より一つ上がって22チーム中15位となりました。
レノファ山口FCは、2014年JFL→2015年J3→2016年J2と駆け上がってきたチーム。昨季はゼルビアと共にJ2リーグで大暴れしました。ゼルビアとゆかりのある選手も、飯塚亮選手や吉弘充志選手、庄司悦大選手、岸田和人選手等が在籍していました&います。ゼルビアのJ2復帰と時を同じくして昇格したこともあって何となく親近感を覚えてしまうクラブですが、ツボにはまった時の圧倒的な攻撃力に恐怖すら覚えた記憶があります。今季はあいにく成績が振るわず、つい先日上野展裕監督の退任というできごともありましたが、言うまでもなく決して侮れない相手です。ぼくは今日もDAZN観戦。ゼルビアチップスをつまみながらの応援となりました。
試合は前半、山口の攻め込むシーンが多く見られました。開始早々、ロングボールを受けた元ゼルビア戦士・FW岸田選手がゼルビアDF陣の裏を突く動きを見せ、DF金聖基選手がクリア。そのコーナーキック、ゴール前の混戦からMF加藤大樹選手が挨拶代わりのシュート!これは大きく上にそれて難を逃れましたが、その後もたびたび岸田選手が危険な場面を演出します。
しかしゼルビアも黙ってはいません。開始8分にはDF松本怜大選手の絶妙なクロスが上がりますが、これは山口のGK山田元気選手の好守に阻まれました。山田選手はこの後もがっちりと山口ゴールに鍵をかけ続けます。そして直後にはMF小野瀬康介選手のシュート!しかしゼルビアの守護神・高原寿康選手ががっちりキャッチしました。
そんな前半の25分、ペナルティエリア内でFW中島裕希選手が倒されてPK獲得!これを中島選手自身が落ち着いて決め、ゼルビアは見事先制を果たします。中島選手、久しぶりの得点です!やったぁ。
その後はお互いに攻め込むシーンがところどころに見られるもののスコアは動かず前半終了。ゼルビアは1点リードで試合を折り返します。
後半は、これまた開始直後にゼルビアがピンチを迎えますが、高原選手が無難にセーブ。その後は後方でボールを回しながら機をうかがい、隙あらば前に放り込んで町田ゴールを目指す山口と、網の目を細かくしてボールを絡めとり、山口ゴールを脅かすゼルビア。何となく山口がボールを持たされているように感じる時間帯もありましたが、スコアは動かないまま進んでいきます。それにしても70分のMF井上裕大選手のシュートは惜しかったな…。終了間際には、今季山口からやって来たMF奥山政幸選手が交代で入り、古巣戦出場を果たしますが、試合はそのまま終了。ゼルビアは無失点で第11節以来の勝利を挙げることができました。よかった!例によって、YouTubeに試合のハイライトがあったので、以下に貼っておきますね。
これでゼルビアは5勝6分5敗、五分の星に戻しました。順位は前節比1つしか上がりませんでしたが、何しろ同じような勝ち点帯にいくつものクラブが密集しているので、しばらくはこうした展開が続くのかもしれません。でもだからこそ、ここで勝ち点3を獲得できたことが後あと大きくものを言うに違いありません。
次戦は愛媛FCをホームに迎えての対戦となります。その後はいずれもアウェイで京都サンガF.C.戦、V・ファーレン長崎戦と続きます。そしてホームに戻ると東京ヴェルディ戦。。。とっても辛そうな対戦が続きますね。気候的にもだんだん厳しい季節になって来ました。これまでと同様、大変な戦いが続きますが、がんばれFC町田ゼルビア!