SanDisk社製のSDカードリーダー「SDDR-C531-JNANN」を購入した話は前回書きました。
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SDXCカード購入と体力測定。
久しぶりにSDXCカードを購入しました。そろそろ4K映像の撮影に手を出そうかなどと思い始めて、大容量のものをチョイス。購入先は、並行輸入品が安価に手に入るPayPayモールの「風見鶏」さんです。特に ...
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そのカードリーダー「SDDR-C531-JNANN」でSanDisk社製SDカードの転送速度を測ってみると、何とUHS-II規格対応のカードリーダーよりもはるかによい数値(っていうか、パッケージに書いてある数値すら上回る成績)をたたき出すことがわかりました。こりゃすごい!
そこでぼくは、これまでぼくが購入したSanDisk社製のSDカードたちに思いをいたしました。当然彼らは従前のカードリーダーで体力測定を実施されたわけですが、全力を発揮できない環境を強いられたうえに「パッケージに書いてある数値は努力目標」などと烙印をおされ、さぞや悲憤の涙にくれたことでありましょう。すまんかった。
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Micro SDXCカード購入。ついでにちょっと調べてみた。
いやぁ、しばらく気にしていない間にずいぶん安くなりました。 久しぶりにメモリーカードを購入しました。ぼくがちょくちょくSDカードの類を購入していた3~4年前と比べると大分安くなった印象ですが、国内 ...
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SanDisk社製microSDカードリーダー購入。
というわけで、彼らの名誉回復を図るべく、あらためて転送速度測定を行うことにしました。ですが、今回名誉回復の対象になったのはmicroSDXCカード…。アダプターをかますのが常道ですが、ここは潔く(?)SanDisk社製のmicroSDカードリーダー「SDDR-B531」を追加購入することにしました。さて、それでは以前購入したカードたちに光をあててみましょう。
1枚目:SanDisk Extreme Pro 128GB
まずはExtreme PRO。パッケージはこうでした。読込み最大170MB/s、書込み最大90MB/sを謳っています。各種規格の数値は4K撮影を余裕でこなすスペックです。
そして手持ちのTranscendのカードリーダー、TSC-RDF9Kを使って計測した結果がこちら。読込み90MB/s、書込み78MB/s程度です。
これをSanDisk社製のリーダー、「SDDR-B531」で測ってみるとこうなります。余裕のカタログデータ超えです!不当な評価をしてすまんかった。(>_<) ランダム読込みだと若干数値が下がりますが、どのみちカードリーダーを使うのは撮影データをパソコンにひたすら取り込む時に限られるので、問題ありません。
2枚目:SanDisk Extreme 128GB
次にPROなしのExtremeについて見てみましょう。パッケージはこんな感じでした。読込み最大160MB/s、書込み最大90MB/sを謳っています。
これを手持ちのTranscendのカードリーダー、TSC-RDF9Kを使って計測するとこうなります。Extreme PROを上回っている項目も結構あってなかなか善戦していますが、パッケージに謳われた数値には及びません。
それをSanDisk社製のリーダー、「SDDR-B531」に挿入して計測するとこうなりました。読込み、書込みともパッケージの数値を余裕でクリア!素晴らしい。
まとめ
以上、以前購入したSanDisk社製のmicroSDXCカードを改めて同社製のリーダー「SDDR-B531」でスピード計測してみた結果をお送りしました。ぼく個人的には、ちょっと劇的な差を感じてしまいました。方々でちまちま撮りためてきた映像や画像を自宅でパソコンに取り込むとき、単純計算でこれまでの2倍近いスピードを享受できるのです。これは手放しで素晴らしい!まぁ、性能をフルに発揮するデバイスを選ぶという姿勢もどうかとは思うのですが(^_^;)、そんなに高価なモノでもなし、今回購入したリーダーを有効活用したいと思います。ちなみに、SanDisk社からはSDカード、microSDカードに加えてコンパクトフラッシュも読み込めるマルチリーダー「SDDR-A631-JNGNN」も出ているようです。SanDisk社製SDカード群を多用される方は、こちらを購入されるのもよいかもしれません。
…というわけで、SanDisk社製SDカードは、同社製カードリーダーを使えばカタログどおり(イヤそれ以上)の性能を発揮する、逆に汎用カードリーダーでは潜在能力をフルに発揮できない…ということがわかりました。SDカードの用途に応じて、適切な製品を選択するとより快適なデジタルライフが送れるかもしれませんね。