デジタルライフ

Micro SDXCカード購入。ついでにちょっと調べてみた。

2019年4月22日

 いやぁ、しばらく気にしていない間にずいぶん安くなりました。

 久しぶりにメモリーカードを購入しました。ぼくがちょくちょくSDカードの類を購入していた3~4年前と比べると大分安くなった印象ですが、国内正規品を買うと相変わらずめちゃめちゃ高いので(^_^;;)、Amazonで以下の2品を調達しました。2枚ともMicroSDXCカード。並行輸入品と銘打っています。

1枚目:SanDisk Extreme Pro 128GB

 カードのスペックは以下のようになります。

1.容量:128GB(SDXC)
2.SDカードスペック:記述無し
3.バスインタフェーススピード:SD3.0(UHS-I)
4.UHSスピードクラス:3(最低保証速度30MB/s)
5.ビデオスピードクラス:30(最低保証速度30MB/s)
6.アプリケーションパフォーマンスクラス:2(ランダムリード最低処理速度4,000IOPS、ランダムライト最低処理速度2,000IOPS)

 このカードの表面はこんなふうになっています。

DSC03228_02

 写真上の番号がそれぞれ上記の項番に対応しています。ぼくはこのメディアを専ら写真や動画の記録・保管場所として使うので、項番6のランダムアクセスの値は気にしなくてよいことになります。そして動画の記録用としては、ぼくが仮に今持っている機材で最もリッチな4K動画を撮ったとして最大100Mb/s→単純計算で12.5MB/sが要求されますが、項番4および5でそれは担保されます。なので、とりあえず現在のぼくの用途としては文句なしなカードということになります。

2枚目:SanDisk Extreme 128GB

 カードのスペックは以下のようになります。

1.容量:128GB(SDXC)
2.SDカードスペック:記述無し
3.バスインタフェーススピード:SD3.0(UHS-I)
4.UHSスピードクラス:3(最低保証速度30MB/s)
5.ビデオスピードクラス:30(最低保証速度30MB/s)
6.アプリケーションパフォーマンスクラス:2(ランダムリード最低処理速度4,000IOPS、ランダムライト最低処理速度2,000IOPS)

 このカードの表面はこんなふうになっています。

DSC03226_02

 表面の記述としてはProと同じですね。現在のぼくの用途としては過分なくらいのスペックです。

健康診断

包装

 それでは、それぞれのカードをチェックしてみましょう。

Extreme Pro

 Extreme Proの包装はこのような感じでした。

DSC08190

DSC08191_02

 んー、なんだか上記のアプリケーションパフォーマンスクラスが裏面にはA1と書いてありますが、とりあえずアプリ使用目的ではないのでいいか。その他には表と裏で記述が違うようなことはなかったと思います。

Extreme

 対してExtremeの方は、こんな包装でした。

DSC08192

DSC08193

 こちらの裏面には、アプリケーションパフォーマンスクラスの表記はなさそうです。

ベンチマーク

 以前は「64GBと書いてあるのに容量が8GBしかなかった!」とか「クラス10なのに読み書き激遅!」といった偽物騒動が多発していたような気がしますが、今でもそうなのかな?とりあえず、外観では判断のつかない容量や速度について調べてみました。環境は、Windows10Proの自作機のUSB3.0ポートにTranscendのカードリーダー、TSC-RDF9Kを接続といったものです。ソフトは容量チェックソフトの定番H2testwと速度計測のCrystal Disk Markです。

Extreme Pro

 それでは体力測定開始です。まずはExtreme Proです。

20190421_01ExtremePro01

20190421_01ExtremePro02

 容量は問題なし、速度も170MB(Read)という謳い文句は努力目標として(^_^;;)、まぁ文句のつけようのない速度なんじゃないでしょうか。書き込み速度が90MB(Write)という謳い文句の95%以上の値をたたき出したのは素晴らしい!

 そしてアプリケーションパフォーマンスクラスのA2についてですが、SDアソシエーションのWebサイトによれば4KBデータのランダムリードが最低4000IOPS、ランダムライトが最低2000IOPSとなっています。なんのこっちゃという感じですが、4KBの4000IOPSをMB/s単位に換算すると4KB→4/1024MB×4000=15.625MB/sとなるようです。同じように4KBデータの2000IOPSなら4/1024MB×2000=7.8125MB/sかな。とすると、いったいどの欄を見ればよいのかわからないのですが(ぉぃ)、どうやらこのカードはA2規格は満たしていなさそうだな…という気がします。

 ちなみにA1規格だと4KBデータのランダムリードが最低1500IOPS→5.859375MB/s、ランダムライトが最低500IOPS→1.953125MB/sとなりますから、こちらは余裕でクリアしていると言えそうです。こんな評価で合ってるかな?もし間違っていたらどなたか教えてください…。m(_"_)m

Extreme

 続いてExtreme(Pro無し)の測定を行いました。

20190421_02Extreme01

20190421_02Extreme02

 こちらも容量は問題なし。速度については、シーケンシャルな書き込みではわずかにProを上回るという健闘ぶりを見せました。こちらの努力目標値は160MB(Read)/90MB(Write)。なかなか優秀です。

 そしてアプリケーションパフォーマンスクラスですが、こちらもA2のリード15.625MB/s、ライト7.8125MB/sには及ばず、A1のリード5.859375MB/s、ライト1.953125MB/sは余裕でクリア。まぁ、アプリを入れるつもりはないからこの数値はどうでもいいや。

まとめ

 というようなわけで、ランダム読み書きの評価が今ひとつあやふやなのですが、とりあえずひたすら映像を貯め込む用途としては文句のつけようのないカードを手に入れることができました。後は耐久性がどのくらいか、かな。もっともこれまで、ぼくが使っているカード類でダメになってしまったものは皆無なので、ぼくの使用環境くらいだったら今どきのカードたちは鼻歌まじりにこなしてしまうのかもしれません。ともあれ、これから折に触れて使って行こうと思います。

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