モータースポーツ

【2018 F1】にせコーリン・チャップマントロフィー2018!

2018年12月9日

 さて、F12018シーズンを駆け抜けたいわゆるBクラスチームのドライバーズポイントを競う「にせジム・クラークトロフィー2018」。これをまとめたからには、Bクラスチームのコンストラクターズ部門のポイントも集計してみたくなります。それが「にせコーリン・チャップマントロフィー2018」です。

コーリン・チャップマントロフィーとは?

 その昔(1987シーズン)、ターボエンジンに比べて明らかにパフォーマンスの劣る自然給気エンジンを搭載したチームのために、ターボエンジン搭載車を除いた形でドライバーズタイトルを争う「ジム・クラークトロフィー」という賞が設けられた…というのは以前も記しました。それのコンストラクターズ部門版にあたるものが「コーリン・チャップマントロフィー」。それを勝手に現代版にモディファイしたうえで復活させて楽しもう、というのが本稿、「にせコーリン・チャップマントロフィー2018」の趣旨です。

※当たり前ですが、ここで取り上げたチームやドライバーを貶める考えはまったくありませんので念のため申し添えておきます。もし気を悪くされた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。m(_"_)m

エントリーリスト

 さて、そんな「にせコーリン・チャップマントロフィー2018」、エントリーは以下の7チームです。まぁ、以前アップした「にせジム・クラークトロフィー2018」とおんなじですね。2018シーズンを席巻した、いわゆる3強チームを除いただけです。(^_^;;;

コンストラクター パワーユニット  ドライバー
フォースインディア(新) メルセデス 11 セルジオ・ペレス
31 エステバン・オコン
ウイリアムズ メルセデス 18 ランス・ストロール
35 セルゲイ・シロトキン
ルノー ルノー 27 ニコ・ヒュルケンベルグ
55 カルロス・サインツ
トロロッソ ホンダ 10 ピエール・ガスリー
28 ブレンドン・ハートレー
ハース フェラーリ 8 ロマン・グロージャン
20 ケビン・マグヌッセン
マクラーレン ルノー 14 フェルナンド・アロンソ
2 ストフェル・バンドーン
ザウバー フェラーリ 9 マーカス・エリクソン
16 シャルル・ルクレール

 フォースインディアが(新)となっているのは、13戦以降経営主体が変わったので12戦以前のチームポイントがはく奪されてしまったためです。でもここでは一応参考として、12戦までの成績も「フォースインディア(旧)」として掲げることにしましょう。

レギュレーション

 これも以前アップした「にせジム・クラークトロフィー2018」と同様、上位3チーム6台の順位を除いたうえで上位から順に1位25ポイント、2位18ポイント、…10位1ポイントと付与していったうえで、その得点をチームごとに集計していきます。さぁ、どうなるかやってみましょう!

にせジム・クラークトロフィー2018!

 今季の成績をぽちぽち入力して行ったら、こんな感じになりました。

順位コンストラクターゼッケン123456789101112131415161718192021総計
01ルノー27020301RR030103R010107R080406R0101RR243478
55040803020204020209R0804070302110402R0601235
02ハース8R1011RR09060501R020503D090502R110204149352
20R020410010707010204070204111202RD100305203
03ザウバー9R0610080805090707R051006100507060504RR107281
16070913030512040406R11RR060301RR020102174
04マクラーレン140104020403RR1005031203RR010808RR1106164270
203050706R081006120609R110706100906030909106
05トロロッソ10R011209R0205R08081001050907R05070507R139210
28091414070713R08RR060610R11R070409050771
06フォースインディア(新)11------------010210040103R0403123208
31------------0201R0303D0608R85
07ウイリアムズ18081108050611R111107R120904080911090712086499
35R1209R091011091009R1108051312100808101035
--フォースインディア(旧)1105130601040608R04050309---------(106)(219)
31060705RR0103R03020408---------(113)

 表中のRはリタイア、Dは失格です。

考察~やっぱり上位3チームは強かった!

 こうしてチームごとに並べてみると、やはり上位3チーム(ルノー、ハース、フォースインディア)の力強さが際立ちます。各チームの1-2フィニッシュの数をみると、ルノーは2回、ハースが1回、フォースインディア(新)が2回となっています。中でもフォースインディアは、チームの破産という激震に見舞われた直後に2戦連続で1-2フィニッシュを飾っており、新生レーシングポイント・フォースインディアの前途を予感させる船出となりました。

 そしてシーズンを通じてのリタイア数を見てみると、ルノーが9回、ハースが7回(+失格が2回)、新旧併せたフォースインディアが7回(+失格が1回)と、まぁまぁ拮抗しています。そして見逃せないのは、我らがトロロッソ・ホンダ。ピエール・ガスリー選手とブレンドン・ハートレー選手併せて10回のリタイアは、残念ながら今季の10チームの中でワースト記録です。トロロッソは特にシーズン終盤、なりふり構わず(?)パワーユニット交換に打って出ており、その成果も多少は見られたもののパッケージとしての信頼性に関しては不安定さを払しょくできずに終わる結果となりました。そうした意味では、ウイリアムズはじっと耐え忍んで完走を拾い続けた印象です。(今シーズンリタイア5回)

 …などとしたり顔で書いていて、改めて今シーズンの最終結果をみて驚きました。メルセデスの今シーズンのリタイア回数、わずか2回。。。フェラーリのリタイア回数、5回。。。速い、そしてリタイアしない。いわゆるBクラスチームがさらに上位をうかがうには、まだまだ高い壁が待ち構えていそうです。その点、レッドブルは3強の中にあって今季11回のリタイアを喫していますが、なるほどこれじゃ本格的に銀色さんと赤色さんの上に立つのは難しいはずです。来季、ホンダのパワーユニットにかけられた期待、そして課されたミッションは果てしなく重いんじゃないでしょうか。

おわりに

 …というわけで、今回はBクラスチームのコンストラクターズ別のポイントをまとめてみました。ドライバーにもパワーユニットにも入れ替えの生じる来シーズン、いったいどんな勢力地図が描き出されるのか、今から楽しみです。そして何よりも気になるのはホンダのパワーユニット。レッドブルとのコラボレーションが吉と出るか凶と出るか。

 来季のドライバーもひととおり固まりました。これからはしばしのシーズンオフに入りますが、早くも来季の開幕戦・3/17のオーストラリアGPに向けて、期待は高まります。がんばれレッドブル・ホンダ、そしてトロロッソ・ホンダ!

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