9月18日(日)、FC町田ゼルビアはツエーゲン金沢とアウェイの石川県西部緑地公園陸上競技場で対戦しました。
結果は2-1で勝利!通算成績12勝10分10敗の勝ち点46、順位は前節からひとつ上がって22チーム中8位となりました。
ここ7試合勝利のないFC町田ゼルビア、同じく7試合勝っていないツエーゲン金沢との対戦。実はゼルビアは、過去JFL~J3~J2のそれぞれで金沢と相まみえてきた中で負けたことがありません。とはいえ、相手は現在最下位に沈み、J3への降格が囁かれる状態。全力でぶつかってくるであろうことは想像に難くありません。しかも相手の本拠地での対戦。。。決して気を抜けない一戦です。
ちなみにこの試合で、MF谷澤達也選手はJ2出場250試合、MF李 漢宰選手はJ出場300試合を達成したそうです。おめでとうございます!
天気は、雨は上がったもののところどころに水たまりの残る状態。そんな中、金沢はロングボールを使ってサイドからの攻撃を試みますが、その危険な芽をたびたび摘み取ったのがDF松本怜大選手。ことごとくはね返し、ピンチを未然に防ぎます。
すると前半17分、今回も先発のFW仲川輝人選手がFW中島裕希選手からの絶妙なパスに反応!快足を飛ばして元ゼルビア戦士・金沢DF太田康介選手を振り切ってシュート!見事先制点、そして移籍後初得点を挙げました。やったぁ!全体に前半はゼルビアが主導権を握っていたように思います。
しかし後半、DF作田裕次選手に代えてFW金子昌広選手を投入した金沢が、俄然攻勢を強めてきます。後半開始早々、FW山崎雅人選手が抜け出してゼルビアゴールに迫ったところに松本選手が猛チャージ!ペナルティエリア内で交錯し、すわPKかと思いましたが笛は鳴らず、事なきを得ました。また、MF秋葉 勝選手のシュートやMF山藤健太選手のフリーキックなど随所にみられた危険な場面も、谷澤選手やDF土岐田洸平選手の好守で何とか失点を免れました。
しかし後半19分、ペナルティエリア内で李選手が山藤選手を倒してしまい、ペナルティキックを献上。それを山崎選手に決められてしまい、試合は1-1の同点に。。。暗雲がたちこめました。
でもそれを振り払ってくれたのは、MF中村祐也選手!失点からわずか4分後、MF森村昂太選手のコーナーキックを中村選手が決めてゴール!勝ち越しに成功します。
その後も金沢の攻勢は続きましたが、DF陣の活躍もあって試合はそのまま終了。ゼルビアは2-1で8試合ぶりの勝利をつかみました。
いや、勝てて本当によかった。。。J2残留を至上命題とするゼルビアにとって、ここで勝ち点3を獲得できたのはとても大きいと思います。そして次節はアウェイで首位・北海道コンサドーレ札幌と対戦。健闘を期待しています。これからも、がんばれFC町田ゼルビア!
追記:ツエーゲン金沢には、元ゼルビア戦士の太田康介選手が在籍しています。先発メンバーに名を連ね、主力としてがんばっていますが、Webを徘徊してみるとキビシイ評価が多く、悲しくなってしまいました。太田選手というと、JFL時代だった2010年の天皇杯3回戦、J1のアルビレックス新潟との戦いで、圧倒的劣勢な中反撃のゴールを叩き込んだ勇姿を忘れることができません。がんばれ、太田康介選手!