立川と並び東京都西部の主要都市である八王子と、リニアモーターカー駅設置に沸く相模原市緑区橋本。この間にはJR横浜線が走り、路線バスも神奈川中央交通の八77系統がおよそ1時間に1本の割合で出ています。このバスに橋本から乗ったときの模様は、以前YouTubeに投稿しました。
今回はその八王子～橋本間を、3本のバス路線を乗り継いで行こうという算段です。その内訳は…
１．八07系統 八王子駅～相模湖駅
２．湖21系統 相模湖駅～三ヶ木（みかげ）
３．橋09系統 三ヶ木～橋本駅北口
…というもの。いずれも神奈中バスです。橋本に行くのにわざわざ大垂水を越えるかね。
１．八07系統 八王子駅～相模湖駅
そう、そもそものきっかけはこのバスに乗ってみたかったのです。
八王子駅から相模湖駅まで距離にして21キロあまりを走破するこの系統は、平日で1日2往復、土休日でも3往復しか走っていません。国道20号線をひたすらトコトコ走るこのバス、先日ようやく乗る機会に恵まれました。八王子市街地を抜け、秋には綺麗に色づく銀杏並木をくぐり、高尾からは本格的な山岳路線となって大垂水を越え、相模湖へと駆け下りる変化に富んだ車窓の楽しめる路線です。
２．湖21系統 相模湖駅～三ヶ木（みかげ）
相模湖駅からは相模湖大橋を渡り、相模湖東岸に沿って走り、神奈中バスの津久井営業所がある三ヶ木へと至る湖21系統に乗りました。ここは3系統の路線が設定されていますが、その中で最も本数の多い路線です。乗車時間は短いものでしたが、山岳路線ならではの素敵な眺めを堪能しました。
３．橋09系統 三ヶ木～橋本駅北口
三ヶ木～橋本駅間も複数の路線が設定されていますが、最も本数の多いのは津久井湖南岸を国道413号線に沿ってまっすぐ走る橋01系統。それに対し今回乗った橋09系統は、三ヶ木や又野の集落を細かく縫いながら尾崎行雄記念館を経由し、国道に戻ったと思ったら今度は三井大橋で津久井湖を渡り、津久井湖北岸のワインディングを堪能したら終盤は橋本へと向かうメインストリートを驀進するという、なんとも乗っていて楽しい路線です。
…というわけで、電車なら15分で行けるところをバス3本乗り継いで足かけ3時間弱、ようやく橋本駅にたどり着きました。好天に恵まれたこともあり、とても楽しい旅となりました。
おまけ：町60系統 橋本駅北口～町田ターミナル
と、本来はここまででおしまいなのですが、この日はついでに暇にまかせてバスに乗っていたのでそちらの方もご紹介します。
まずは橋本から町田まで、JR横浜線ではなくバスに乗ってみました。ここには町30、町60と二系統のバスが走っていますが、そのうち町60系統、途中京王相模原線の多摩境駅に寄り道する路線に乗車しました。基本的には町田街道を淡々と走る路線で劇的な風景の変化には乏しいですが、何となく大磯あたりの国道1号線と印象の重なる（個人の感想です）街並みのなかを小まめにお客さんを乗せたり降ろしたりしながら走ります。
インターバル：昼食ピットイン。
午後2時近くになり、さすがにお腹がすきました。ちょうど町田ターミナルまでたどり着いたことでもあり、ターミナル直上のカレー屋さん「YASSカレー」に立ち寄りました。
この日食べたのは月限定のメニュー、「ミソ・インヴェイジョン」でした。
YASSカレーさんについては以前日記でも触れました。こちらもよかったらご覧ください。
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今日も今日とてYASSカレー。
いやぁ、やっぱりおいしかった！(^_^) 今日は終業時刻を告げるチャイムが鳴るが早いか会社をいそいそと飛び出して、JR横浜線町田駅で下車。中央改札ではなく、ターミナル口を目指します。目的地は概ね1 ...
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おまけその２：町36系統 町田バスセンター～鶴川駅
お腹が満たされたところでさらにもう一本。時間的にちょうどよかったので、平日4本、土休日3本しか設定されていないバスに乗車しました（町田駅と小田急線鶴川駅との間を結ぶ路線はほかにもあり、そちらの方は本数もけた違いに多いです）。このバスはいったん小野路の方まで深く山中に分け入り、町田市立陸上競技場の脇を通って鶴川駅に向かいます。いい加減この頃になると疲れてきて、満腹だったこともあり後半はほぼ寝ていました。(^_^;;
さて、次はどのバスに乗ろうかな？
