モータースポーツ

【2021F1】開幕!第1戦バーレーンGP -フリー走行・公式予選-

 いよいよ待ちに待った2021年のF1シーズンが開幕しました!

フリー走行~いいぞレッドブル&アルファタウリ!

 去る3月26日の金曜日、バーレーンのインターナショナルサーキットで今シーズンの初戦、バーレーンGPが始まりました。金曜日に行われたフリー走行の1回目、2回目、そして今日の予選前に行われたフリー走行3回目を通じてトップタイムを記録したのはわれらがレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手。僚友のセルジオ・ペレス選手もそれぞれ6位、10位、5位と安定したタイムを刻んでみせました。
 そして刮目すべきはアルファタウリ・ホンダ。ピエール・ガスリー選手はそれぞれ7位、9位、3位タイムを記録。そして期待の新人角田裕毅選手は、14位、7位、13位のタイム。いずれも同期の新人、ハース・フェラーリのミック・シューマッハ選手とニキータ・マゼピン選手を上回る結果を残しました。もしかしていきなりホンダパワーユニット、4台ともQ3(予選10位以内)進出を期待しちゃっていいですか?

公式予選~やっぱり速いぜメルセデス、それでも互角にわたり合うホンダ勢!

 そんな高揚した雰囲気(個人的には)のなかで始まった予選1回目のQ1。ここでは出場20台のうち記録したタイム順に15台が2回目の予選、Q2に進出できます。ここでいきなりホンダ勢が実力を見せます。初回のアタック合戦でレッドブル勢はフェルスタッペン選手がトップタイム、ペレス選手も5位(最終的には10位)のタイムを記録。そしてアルファタウリ勢に至っては角田選手が2番時計を記録!こりゃすごい。プレシーズンテストに続き、おそらく世界中に衝撃を与えたのではないかと思われます。一方、ガスリー選手も負けじと4位のタイムを刻んだことで、あれ?ホンダ勢、初回アタック時はみんな上位5台に入ってみせた!ちなみに3位のタイムを記録したのはディフェンディングチャンピオン、メルセデスのルイス・ハミルトン選手、さすがです。これはちょっと、今年最初からホンダ1-2-3-4フィニッシュを期待しちゃっていいですか?Q1ではアルピーヌのエステバン・オコン選手、ウイリアムズ・メルセデスのニコラ・ラティフィ選手、アストンマーティン・メルセデスのセバスチャン・ベッテル選手、そしてハースのシューマッハ選手、マゼピン選手の5人がノックアウト。マゼピン選手は2回ほどスピンを喫して本番の洗礼を浴びた形。ベッテル選手はそのとばっちりを受けちゃった感もあるのかな。

 そしてノリノリ(死語?)で迎えたQ2。ここでは15台からタイム順に10台が3回目の予選、Q3に進出できます。
 Q2の1回目のアタックではハミルトン選手が意地の1番時計を奪取。フェルスタッペン選手がそれに追いすがる2位、ガスリー選手8位、角田選手9位とアルファタウリ勢が続きます。一方、ペレス選手はトラックリミット(規定以上にコースをはみ出してはいけない)に引っかかってタイム取り消しとなってしまいました。
 その後迎えた2回目のアタック、ホンダ勢はQ2でやや硬めのミディアムタイヤを選択していましたが、それが災いしたかペレス選手が11位、角田選手は13位に沈み、Q3進出はなりませんでした。うーん、なかなかうまくは行かないものですね。Q2ではペレス選手、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ選手、角田選手、アルファロメオのキミ・ライコネン選手、ウイリアムズのジョージ・ラッセル選手の5名が敗退となりました。

 そしてQ3。1回目のアタックではフェルスタッペン選手がトップ、ハミルトン選手がそれに続き、なんとガスリー選手が3番手。バルテリ・ボッタス選手を4番手に従えます。ガスリー選手、本気で速い!
 その後運命の2回目のアタック。ハミルトン選手、ボッタス選手が好タイムをたたき出すなか、フェルスタッペン選手が彼らをさらに凌駕する渾身の走りを披露!見事今季開幕戦のポールポジションを獲得しました。タイム順に以下ハミルトン選手、ボッタス選手とメルセデス勢が続き、4位には復調フェラーリのシャルル・ルクレール選手が飛び込んでみせました。ガスリー選手は結果的に5位のタイム。さらに今季の台風の目となりそうなマクラーレン・メルセデス勢のダニエル・リカルド選手とランド・ノリス選手が6位、7位で続き、今季フェラーリに移籍したカルロス・サインツJr.選手が8位、復活ののろしを上げるアルピーヌのフェルナンド・アロンソ選手が9位に滑り込み、アストンマーティンに改装したランス・ストロール選手が10位となり、ハラハラドキドキな予選はその幕を下ろしました。

 というわけで、結果的にフェルスタッペン選手はこれまでのセッションですべてトップタイムを記録。決勝戦でのさらなる好走を期待しないわけには行きません。そしてガスリー選手、持ち前のタイヤマネージメント能力を発揮してどこまでメルセデス勢に迫って行けるか。
 一方、Q2敗退となってしまったペレス選手ですが、彼は言わずと知れた屈指の試合巧者。スタート時のタイヤを自由に選べるのも強みとなります。そしてなんといっても角田選手!自らストロングポイントと語るブレーキングを武器に、比較的抜きやすいといわれるこのサーキットを自在に駆け抜けてほしいものです。

 いやぁ、ホントにこんな高揚感は久しぶりです。明日の決勝戦が待ちきれません。がんばれレッドブル・ホンダ、そしてアルファタウリ・ホンダ!がんばれ角田裕毅選手!

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