ぼくは現在、J2リーグに所属しているFC町田ゼルビアというサッカーチームを応援しています。今シーズン、FC町田ゼルビアは16節まで消化して9勝3敗4分。堂々の2位を走っています。
FC町田ゼルビアとの出会いは、2010年の夏までさかのぼります。町田市の野津田公園に建っている古建築(村野常右衛門の生家)を見にきたぼくは、奥の方から歓声が聞こえてくるのに気づきました。あれ、高校野球の予選でもやっているのかしらん?と最初は思ったのですが、ちょっと興味がわいて声のする方に行ってみると、どうやらそこは野球場ではなく陸上競技場で、FC町田ゼルビアとHonda FCというサッカーチームが対戦しているらしいということがわかりました。道理で「はままつー、はままつー」なんてかけ声が聞こえてくるわけだ。
どうやらJFLというサッカーリーグで戦っているらしい。正直、この時までJFL(日本フットボールリーグ)というリーグの存在を知りませんでした。
帰宅してパソコンに向かったぼくは、ゼルビアについて調べてみました。Jリーグ入りを目指していること、JFLの中で結構いい成績を残していること、監督はかつての日本代表、相馬直樹さんであるということ…。ふーん。。。そして数日後、ぼくはFC町田ゼルビアのファンクラブに入ることにしたのでした。決め手は…チームカラーが青だったから、かな?(ぉぃぉぃ
2010年はホームグラウンドの規格などの問題でJ2リーグ入りを果たせなかったFC町田ゼルビア、翌2011年にスタジアムの大改修を行い、成績の条件もクリアして2012年には待望のJ2リーグ入りを果たします。しかしこのシーズン、ゼルビアは7勝24敗11分の最下位に沈み、1年でJFLに逆戻り。2013年をJFL、2014年、2015年は新設されたJ3リーグで戦い、昨年末のJ2・J3入れ替え戦で大分トリニータに勝利したゼルビアは2016年シーズン、晴れてJ2リーグに復帰することとなりました。
そして現在の状況は冒頭に書いたとおりです。何せ鳴かず飛ばずに終わった2012シーズンの記憶があるので、今までの快進撃は全くの想定外。2010年と2014年から現在に至るまで指揮を執る相馬直樹監督の言葉を借りるまでもなく、ゼルビアは昨シーズン最後の最後でJ2リーグの座を勝ち取った、いわば全22チーム中22番目のチームです。今はたまたまJ1自動昇格圏にいますが(そもそも仮にこのままシーズンが終わっても、ゼルビアは環境面の問題でJ1には上がれません)、目標はあくまでも2012年に果たせなかったJ2リーグ残留。勝っても負けてもゆるーく応援していこうと思います。
FC町田ゼルビア、8日水曜日にはJリーグ創設時のいわゆる「オリジナル10」の一角、清水エスパルスと対戦します。これまでにも増して厳しい戦いになると思いますが、あいにく直接応援には行けないので、ひたすら試合会場の町田市立陸上競技場方面に念を送ります。がんばれFC町田ゼルビア!