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【F1今昔】1989年シーズンと2016年シーズンを比べてみよう!

2017/07/10

さて、アラン・プロスト選手とニコ・ロズベルグ選手、どっちが強い?

大分間があいてしまいましたが、フジテレビのCS放送におけるF1関連オフシーズン番組、「F1 LEGENDS 19XX」に勝手に相乗りした妄想企画。今回は1989年を取り上げてみました。

1989年はターボチャージャーが禁じられ、全車自然吸気エンジンとなったこと、また、当時タイヤはグッドイヤーのワンメイクだったところへピレリが参入してきた年でもありました。とは言いながら、やっぱりマクラーレン・ホンダは強かった。全16戦中10勝を挙げコンストラクターズでは断トツのトップ。でも、アラン・プロスト選手とアイルトン・セナ選手の確執が取り沙汰され、第15戦日本GPでは両選手がシケインで接触。リタイアしたプロスト選手がタイトルを獲得するという何ともカントモなシーズンでした。また、この年に鈴木亜久里選手がザクスピード・ヤマハから通年出場を果たしましたが、全戦予備予選落ちというあまりありがたくない記録を作ってしまいました。

しかしそんなモヤモヤを吹き払って余りあったのが最終戦のオーストラリアGP。そう、この年非力なジャッドエンジンを載せて苦戦していたロータスの中嶋悟選手が、豪雨をついてファステストラップを記録する快走!「雨の中嶋」の名を一躍世界にとどろかせたのでした。(大げさ?)今回の再放送企画でこのレースが採用されたのもさもありなん、という感じです。

というわけで、例によって1989年シーズンに今季のポイントシステムを当てはめたらどうなるか調べてみました。1989年シーズンの成績表を見て、現在のポイントシステム(1位~10位まで、25-18-15-12-10-8-6-4-2-1ポイントを付与)に従って点数を割り振るという簡単なやり方です。

ドライバー チーム 1 2 3 4 5  6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 得点
1  A.プロスト マクラーレン 18 18 18 10 25 25 25 18 12 18 25 18 15 245
2 A.セナ マクラーレン 25 25 25 6 25 18 25 25 174
3 R.パトレーゼ ウイリアムズ 18 18 18 15 12 12 10 18 15 136
4 T.ブーツェン ウイリアムズ 12 1 8 25 1 15 12 15 15 25 129
5 A.ナニーニ ベネトン 8 15 4 12 15 10 12 25 18 119
6 N.マンセル フェラーリ 25 18 18 15 25 15 116
7 N.ピケ ロータス 12 4 12 10 8 4 12 62
8 G.ベルガー フェラーリ 18 25 18 61
9 E.チーバー アロウズ 2 6 6 15 6 10 4 49
10 D.ワーウィック アロウズ 10 10 2 8 1 8 2 8 49
11 P.L.マルティニ ミナルディ 10 2 2 6 10 8 38
12 J.アレジ ティレル 12 1 2 10 12 37
13 M.ブランドル ブラバム 8 2 4 8 4 10 36
14 M.グージェルミン マーチ 15 6 1 6 6 34
15 A.カフィ ダラーラ 6 12 8 6 2 34
16 A.D.チェザリス ダラーラ 1 4 15 6 6 1 33
17 S.ヨハンソン オニクス 10 4 15 29
18 J.パーマー ティレル 6 8 2 2 1 8 1 28
19 中嶋悟 ロータス 4 4 1 6 12 27
20 M.アルボレート ティレル 1 10 15 26
21 J.ハーバート ベネトン 12 10 22
22 S.モデナ ブラバム 15 1 4 20
23 O.グルイヤール リジェ 2 4 8 6 20
24 G.タルキーニ AGS 4 8 6 18
25 E.ピロ ベネトン 2 4 1 10 17
26 C.ダナー リアル 12 4 16
27 R.アルヌー リジェ 10 2 12
28 L.P.サラ ミナルディ 8 4 12
29 P.アリオー ローラ 2 8 10

この年のマクラーレンも強かったけれど、前年の圧倒的な速さが災い(?)してか、それほどの盤石さは感じられませんでした。とはいえプロスト選手の「完走すれば4位以内」(第6、15、16戦はリタイア)という相変わらずのシュアな走りは凄みさえ感じさせます。そして瞠目すべきはフェラーリ!ナイジェル・マンセル選手とゲルハルト・ベルガー選手で合計9回の表彰台を記録していますが、それ以外は全部リタイアもしくは失格もしくは出場停止という清々しいまでの戦績。(^_^; その中にはマンセル選手が黒旗無視を繰り返したあげくセナ選手を巻き込んでクラッシュしたポルトガルGPも含まれています。(^_^;;; それでもコンストラクターズ3位に入っているのは流石というべきでしょう。

それから、この時代はエントリーするチームも多く、予選の一つ手前に予備予選が設けられていました。そこから這い上がって目覚ましい成績を挙げた例は、第3戦モナコGPで3位表彰台のステファノ・モデナ選手、第5戦アメリカGPで4位入賞のクリスチャン・ダナー選手、第13戦ポルトガルGPで3位表彰台のステファン・ヨハンソン選手あたりですね。モデナ選手はこの後ティレル・ホンダに転じて活躍していますし、ヨハンソン選手は1987年までフェラーリやマクラーレン・ポルシェといった強豪チームを渡り歩いていた名選手。ダナー選手はひときわ地味な存在ですが、当時のリアル・フォードで4位に入ったっていうのはすごい。今でいうとマノーで表彰台に上がっちゃった感じかな?まぁ、当時と今ではマシンの信頼性に桁違いの差があったので、こうした番狂わせも起きやすかったのかもしれません。

ということで、比較のため昨年のポイントランキング×16/21の表を以下に再掲してみます。

2016年ポイントランキング×16/21

 ドライバー チーム 得点
1 N.ロズベルグ メルセデス 293
2 L.ハミルトン メルセデス 290
3 D.リカルド レッドブル 195
4 S.ベッテル フェラーリ 162
5 M.フェルスタッペン レッドブル 155
6 K.ライコネン フェラーリ 142
7 S.ペレス フォースインディア 75
8 V.ボッタス ウイリアムズ 63
9 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア 56
10 F.アロンソ マクラーレン 41
11 F.マッサ ウイリアムズ 40
12 C.サインツJr. トロロッソ 34
13 R.グロージャン ハース 22
14 D.クビアト トロロッソ 19
15 J.バトン マクラーレン 16
16 K.マグヌッセン ルノー 5
17 F.ナッセ ザウバー 2
18 P.ウェーレイン マノー 1
19 J.パーマー ルノー 1
20 S.バンドーン マクラーレン 1

こうしてみると、1989年のマクラーレンは、昨年のメルセデスほど強くはない感じ。それより、1989年シーズンは得点30点台以下のランキングが結構拮抗しているのがわかります。これがとりもなおさず、当時は「壊れずに走り続ければ素晴らしい結果が待っているかも!」という雰囲気に満ち溢れていたことの証左になっていた気がします。実際、当時は決勝で26台出走して完走したのが7~8台なんてケースが結構ありましたからねぇ。。。ついでに、コンストラクターズ別にも集計してみます。

1989年 2016年×16/21
チーム 得点 チーム 得点
1 マクラーレン 419 メルセデス 583
2 ウイリアムズ 265 レッドブル 357
3 フェラーリ 177 フェラーリ 303
4 ベネトン 158 フォースインディア 132
5 アロウズ 98 ウイリアムズ 105

こう並べてみると面白いですね。1989年シーズンは、とにかく速いマクラーレン・ホンダ→それにひたすらついて行くウイリアムズ・ルノー→マトモに走りさえすれば表彰台の一発屋フェラーリ→上位が脱落すれば容赦しないぜベネトン・フォード…という構図が見えてきます。現代のF1が、ともすれば予定調和的に終わってしまうことが多いのに比べて、当時はワクワクドキドキすることが多かったような気がします。

というわけで、妄想F1比較の第三弾でした。フジテレビNEXTの「F1 LEGENDS 19XX」はもう大分先に進んでしまっています。第4弾は1990年メキシコGPですね。こちらについても近々相乗りしてみます!

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