雑文

接種状況。

 先日、新型コロナウイルスのワクチン接種状況について書きました。

100万回/日。

 以前新型コロナウイルスが猛威を振るい始めたとき、よく参照しに行ったサイトがジョン・ホプキンズ大学のサイト、「Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Ho ...

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 その後、およそ3週間あまりが経ちましたが、今の状況を確認してみましょう。

 まずはジョン・ホプキンズ大学のサイト、「Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE」を見てみます。現在の様子はこんな感じ。日本にフォーカスしているので、上の数字と右のグラフは日本の値を示しています。

 ここで注目したいのは右側の赤いグラフ(日ごとの感染者数)と白いグラフ(日ごとの死者数)。感染者の数の増減につれて、少し遅れて死亡者の数が増減していますが、これまでのワクチン接種の進捗状況を踏まえて、減少基調の死者数がこれから感染者数の増を追って増えていくのか、それとも死者数を引き続き低いレベルに抑えられるのか、しばらくの間目が離せなくなりそうです。

 それではワクチンの接種状況はどうか。「Our World in Data」というサイトから、前回と同様、1日当たりの接種者の数および人口100人当たりの件数に直したものを掲載します。表示している国または地域は、G7各国とイスラエル、台湾、韓国そしてロシアです。

 まずは日々のワクチン接種件数。アメリカは既に減少傾向にあり、日本は最近、これらの国や地域のなかで最多接種数を記録していますが、予想以上に接種が進んでしまったためかちょっと件数は伸び悩み気味です。また、ここへきてロシアが割とがんばっていますね。

 そしてこれを人口100人あたりの数に直したのが以下の図です。果然、ここで気を吐くのがカナダ。そして台湾も一時期接種数が落ち込みましたが、ワクチン提供の支援を受けて目覚ましく伸びています。こちらのグラフだと、日本の息切れ加減がより鮮明になってしまうのが残念なところではありますが、何となく世間の状況をみていると、ロジスティクスがメタメタなだけな感じもします。また、いっとき素晴らしい勢いで接種を行っていた韓国が再び沈んでいるのも気になりますね。タマ切れかな?

 というわけで、今後もこれらの状況を見守っていきたいと思います。なんとか感染状況も下火になっていくよう、願わずにはいられません。

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